jijineko

調剤業務

意外と多いトリプルワーミー

前回に引き続き現場で実際にあった事例です。今の薬局は複雑な処方も多いため、処方内容をじっくり吟味する必要があります。その中で気付いたこと、知っておいて欲しいことを共有したいと思います。先日会社のDI担当部署から、”各現場でトリプルワーミーの...
疾病・病態

症例検討 wearing off現象が疑われる事例

久しぶりの更新です。最後の更新から5ヶ月以上がたってしましいました💦何度も壁にぶつかりながらですが、ようやく新しい薬局での業務も形になってきたので、また徐々に記事を上げていきたいと思います。業務量が膨大な環境で残業時間が非常に多いため、以前...
その他

しばらくお休みします

更新がだいぶ滞ってました💦7月から店舗異動し大人数の店舗の薬局長に就任した関係で、覚えることが多く、また大勢を引っ張っていかなければならない環境で、とても記事を書く余裕がありません。慣れ親しんだ環境を変えるのは大変で、今まで以上に責任も重い...
ヒヤリ・ハット

ヒヤリ・ハット分析 甲状腺機能低下症患者に健胃薬が処方されそうになった事例

先日社内でチラーヂン®S錠が処方されている患者に、つくしAM配合散®が処方されそうになったのを疑義照会により防止した事例がありました。つくしAM配合散®の禁忌は以下のようになっています。チラーヂン®S錠とつくしAM配合散®の薬同士の相互作用...
臨床検査値

PIVKA-Ⅱ 高値になる原因

先日父の血液検査の結果を見せてもらいました。年齢によるものもありますが、それ以前に毎日のように飲酒をしていたせいか、肝臓の数値が思った以上に悪かったです。その中でもPIVKA-Ⅱの数値が基準を大きく上回っていました。肝臓癌の可能性もあり、今...
調剤報酬

2024年度 調剤報酬改定 調剤後薬剤管理指導料について

5月もあっという間に終わりに近づき、いよいよ来月からは調剤報酬が改定されます。それなりに調剤報酬改定に関する記事を書いてきましたが、どうしても全てについて書くのは困難です💦しかしなるべく多く伝えたいので、急ぎでまだ伝えられていないものについ...
感染症の薬

アビガン錠 SFTSの治療薬として承認

2024年5月24日に厚生労働省の専門家部会が、インフルエンザ治療薬のアビガン®錠を重症熱性血小板減少症候群の治療薬としての承認する方針であることを発表しました。重症熱性血小板減少症候群の治療薬は世界初であり、また現在は重症熱性血小板減少症...
調剤報酬

2024年度 調剤報酬改定 連携強化加算について

身内に不幸があった関係でしばらく更新ができていませんでした😢身内の不幸はどうしても避けてとれないですが、精神的にキツイですね💦ようやく少し気持ちも落ち着いてきたので、そろそろ記事を書こうと思います。もう5月も中盤になり、来月からは調剤報酬が...
ヒヤリ・ハット

ヤーズ配合錠とヤーズフレックス配合錠 ②一般名処方の取り違え 考えられる有害事象について

前回の記事でヤーズ®配合錠、ヤーズフレックス®配合錠について学びました。今回の記事では実際にこの取り違えがあった事例を紹介します。結論から申し上げますと一般名処方における取り違えです。実際にあったものは一般名処方でヤーズフレックス®配合錠で...
内分泌・代謝性疾患の薬

ヤーズ配合錠とヤーズフレックス配合錠 ①中身の違い 対象となる疾患について

最近社内でヤーズ®配合錠とヤーズフレックス®配合錠の取り間違えによるアクシデント報告がありました。内容としては一般名処方における取り間違えだったようです。たんにアクシデントの内容を紹介するだけでは取り間違えによってどのような不利益があるかが...