神経系の薬

新しい作用機序で素早い効果の期待できる抗うつ薬、ザズベイカププセルについて

2025年12月22日に塩野義製薬が新し作用機序の抗うつ薬のザズベイ®カプセルの製造販売承認を取得しました。これまでの抗うつ薬と違い、素早い効果が期待できます。発売されればすぐに市場に出回ると思うので、今のうちの予習して頂けたらと思います。...
調剤業務

ステロイド使用患者 生ワクチンを接種できないケース

公益財団法人日本医療機能評価機構の薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業で以下の事例が報告されていました。【事例の詳細】薬剤師が医師の訪問診療に同行した際、90歳代の患者の家族から、帯状疱疹ワクチンの患者への接種希望があった。医師が生ワクチン...
調剤業務

炭酸リチウムとNSAIDsの併用を回避 リチウム中毒の起きるメカニズムについて解説

先日社内のヒヤリ・ハットの報告で炭酸リチウムが処方されている患者にNSAIDsが処方されたので、疑義照会してカロナール(500)に処方変更となった事例がありました。炭酸リチウムとNSAIDsの併用は禁忌ではありませんが、もしそのままにしてい...
癌の薬

前立腺癌の放射性医薬品 プルヴィクト静注

2025年11月12日にノバルティスファーマ株式会社から遠隔転移去勢抵抗性前立腺癌の治療薬であるプルヴィクト®静注が発売されました。特定の施設に入院して使う薬なので、薬局で扱うことはまずないですが、プルヴィクト®静注について知ることで学べる...
調剤業務

ファモチジンの腎機能による調節 想定されるリスクについて解説

先日当薬局におかかりの患者さんにファモチジンが処方されたところ、腎機能により用量の調節が必要な事例がありました。内容は以下のようになります。【事例】平素より当薬局をご利用頂いている患者様が臨時受診され、処方箋をお持ちになった。処方の一つにフ...
皮膚科の薬

初の水いぼの治療薬が登場

2025年11月12日に伝染性軟属腫の初の治療薬が薬価収載されました。薬局で使用することはないですが、是非知っておいてもらいたいと思います。なるべく詳しく書いたのでご覧ください。まず初めに伝染性軟属腫について確認しましょう。・伝染性軟属腫に...
疾病・病態

糖尿病とβ遮断薬の関係

先日薬学生から勉強について聞かれ、β遮断薬は糖尿病に禁忌なのか、そうではないのか分からないとのことでした。一昔前の薬学教育ではβ遮断薬は糖尿病や脂質異常症などの代謝性疾患に禁忌と覚えさせられていた気もします。実際は β遮断薬=糖尿病に禁忌 ...
調剤業務

ライゾデグ配合注フレックスタッチ 他剤への切り替え

ライゾデグ®配合注フレックスタッチが®限定出荷となっております。海外の製造拠点で出荷スケジュールが遅れているようですね。12月からは通常出荷になりそうですが、それまでに足りなくなってしまう可能性もあります。足りなくなった時に備えておくことは...
疾病・病態

うっ滞性皮膚炎について 

先日平素より当薬局を利用している患者のお薬手帳に、以下のような記載が追加されていました。Rp(1)アレロック錠(5) 2錠    1日2回 朝夕食後 30日分Rp(2)シナール配合錠 3錠    1日3回 毎食後 30日分Rp(3)アンテベ...
臨床検査値

肝臓の線維化の指標 FIB4-index

老人ホームの薬を管理している関係で、医師、看護師、ケアマネージャーらと共に入居者のカンファレンスを定期開催しています。腎機能が悪くて薬の量を調整したり、薬剤をカットすることは何度かありましたが、今回肝機能により処方内容を見直す事例がありまし...