漢方薬 漢方の適応外処方 緑内障に柴苓湯 前回まで4記事連続で漢方薬、東洋医学について書きてきました。ちょうどいいタイミングで漢方の適応外処方の事例がありましたので、紹介したいと思います。過去の4記事を読んだ後なら理解しやすいと思います。当薬局に以前からおかかりの患者さんが眼科処方... 2021.05.20 漢方薬
漢方薬 東洋医学の理論③ 精、陰陽論、虚実 前回の記事の続きです。気・血・津液について解説しましたが、今回の記事で精と基本的な理論を紹介して東洋医学の理論の記事は終えたいと思います。まずは精についてです。精は気・血・津液を作り出す根源とされています。精は母親から受け継ぎ、生まれ持った... 2021.05.19 漢方薬
漢方薬 東洋医学の理論② 気・血・津液 前回の記事に引き続き東洋医学の理論についてです。東洋医学の理論を説明するのにはそれなりのボリュームになるので、もうあと何回かに分けて書きます。合間に別の記事を挟むかもしれませんが、気長にお付き合いいただけると幸いです。今回の記事では気・血・... 2021.05.15 漢方薬
漢方薬 東洋医学の理論① 五行説、五臓六腑 前回の記事で麦門冬湯の解説をしました。今後もちょこちょこと漢方薬についても書いてみようと思うので、漢方を理解するための基礎知識として、数回にわたって東洋医学の理論を書いておきます。これを覚えることによって、ある程度漢方薬の働きが理解しやすく... 2021.05.09 漢方薬
漢方薬 麦門冬湯 東洋医学的な考えで解説 昨年までは風邪をひいたくらいでは受診する患者さんがほとんどいませんでした。病院に行ったことによりコロナに感染するリスクが高いと思われ、受診抑制していた人が圧倒的に多かったみたいですね。しかし最近は風邪患者も少しずつ増えてきました。さすがにコ... 2021.05.09 漢方薬
調剤業務 患者さんが主治医に相談なしにOTCを服用。対応例の紹介 ゴールデンウイーク直前に患者さんのご家族から相談の電話がありました。うちの門前の医院にかかっている80代の患者さんなのですが、最近になって本人が勝手に市販のタケダ漢方便秘薬を飲んでいるようです。主治医にも伝えていないようですが、大丈夫かとの... 2021.05.05 調剤業務
疾病・病態 水いぼ、とびひ 我が家の幼い娘に水いぼがでいてしまいました。最初は肩にできましたが、徐々に広がって首の下や腕にもできてきました。水いぼなんて自分が子供のころ以来久しぶりに見た気がします。いい機会なので小児の皮膚疾患として多い、水いぼととびひについて解説しよ... 2021.04.21 疾病・病態
免疫系の薬 コレクチム軟膏 いつもうちの薬局に来てくれている患者さんで、うちの門前医院の他に皮膚科に通っている患者さんがいます。その人のおくすり手帳を見たら、他薬局でコレクチム軟膏をもらっていました。どうしたのかと聞いたら、最近になって薬が変わり新しく使うことになった... 2021.04.19 免疫系の薬
疾病・病態 肺高血圧症 先日薬局に肺高血圧症のWebシンポジウムの案内が来ました最近は勉強会がほとんどWebになっているので、参加しやすいですね。参加する予定ですが基礎知識があった方がより理解しやすいので、今回は予習もかねて肺高血圧症について書いてみようと思います... 2021.04.14 疾病・病態
疾病・病態 黄斑浮腫 当薬局でお話しするのが大好きな患者さんが、黄斑浮腫になって治療をしてきました。普段は門前医院でメインテート®(2.5)とリクシアナ®(60)を処方されているだけですが、眼の治療については大学病院で行っており、院外処方箋も発行されていないので... 2021.04.09 疾病・病態