漢方薬 前立腺肥大症で頻尿の患者さんに八味地黄丸が処方された事例 当薬局におかかりの患者さんで前立腺肥大症の方がいます。処方されているのはシロドシン(4)でした。しかし夜間頻尿で1~2時間おきにトイレに起きる状態であり、睡眠不足で悩まれていました。その後以下のように処方変更されました。Rp(1)(般)シロ... 2021.11.21 漢方薬
感染症の薬 ロナプリーブの特例承認 11月4日に厚生労働省はロナプリーブ®点滴静注の効能効果、用法用量について一部変更を特例承認することを決定しました。これによりロナプリーブ®の適応や使い方の幅が広がることになります。今回はロナプリーブ®が特例承認によりどう変わるかを見ていき... 2021.11.16 感染症の薬
耳鼻科の薬 ベタヒスチンが半夏白朮天麻湯に変更された経緯について 当薬局におかかりの患者さんでめまいが出たため薬が処方された方がいました。内容は以下の通りです。Rp(1)(般)ベタヒスチンメシル酸塩錠(6) 3錠 1日3回 毎食後 7日分しかし1週間服用しても良くならなかったみたいで、本... 2021.11.09 耳鼻科の薬
ヒヤリ・ハット ヒヤリ・ハット分析 補正カルシウム濃度で高カルシウム血症を発見 公益財団法人日本医療機能評価機構の薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の事例を読み返している中で、非常に優れた事例がありました。私もハッとさせられる内容だったので、この事例を共有し、検査値をより深く知っていただければと思います。【事例の内容... 2021.10.31 ヒヤリ・ハット
ヒヤリ・ハット ヒヤリ・ハット分析 検査前にエクメット配合錠HDの中止を医師に提案 公益財団法人日本医療機能評価機構の薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の事例で非常に興味深いものがありました。これは薬局と患者が気軽に話し合える関係性が築けていて、なおかつ薬剤師が服用中の薬との相互作用に気づいて報告したが、実際には不適切だ... 2021.10.24 ヒヤリ・ハット
疾病・病態 骨軟化症 ※以前に書いた記事が消えてしまったので再アップします。既に読んだ方はご了承ください。久しぶりに疾患の解説をしたいと思います。当ブログではなるべく幅広い知識を得るために活用してほしいので、あまり目立たない疾患を選ぶことにしました。今回は骨軟化... 2021.10.20 疾病・病態
骨の薬 ボナロン(35)からプラリア皮下注への切り替え 余っている薬はどうする? 昨日うちの薬局で整形外科におかかりの患者さんの処方箋が持ち込まれました。処方内容は以下の通りです。Rp(1)(般)セレコキシブ錠(100) 2錠 (般)レバミピド錠(100) 2錠 1日2回 朝夕食後 60日分Rp(2)デノ... 2021.10.16 骨の薬
調剤業務 フランドルテープの適応外処方 膠原病患者に処方された事例 先日社内のちょっとした勉強会で、他の薬局であった事例を聞きました。フランドルテープの適応外処方の事例です。処方理由に関しては簡単に理解できると思うのですが、詳しく患者背景を見ていく中で学びも沢山あると思います。今回はこの事例を詳しく紹介しま... 2021.10.13 調剤業務
ヒヤリ・ハット ヒヤリ・ハット分析 ミニリンメルトOD(25)の禁忌の見落とし 公益財団法人日本医療機能評価機構の薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の事例を見ていたら、久しぶりに禁忌の見落としの事例がありました。中身を見ると私自身も同様の立場だったら見落としていたかもしれない事例でした。今回はこの事例を共有し、内容の... 2021.10.06 ヒヤリ・ハット
感染症の薬 オラスポア小児用DS 尿路感染症の予防に使用 先日うちの薬局に乳幼児の処方箋が持ち込まれました。処方内容は以下の通りです。Rp(1)オラスポア小児用ドライシロップ 35㎎ 1日1回 就寝前 90日分抗生剤が90日分、圧倒的に少量、この2点で何らかの感染症の予防のため... 2021.10.02 感染症の薬