絆創膏はアクリノール配合がおススメ

絆創膏

誰でも一度は絆創膏を使ったことがあるはずです。

我が家では基本的に安くて大量に入っているものを選んでいますが、種類にこだわる人も多いです。
圧倒的に人にがあるのは
・キズパワーパット
モイストヒーリングで患部に潤いを与え、早くきれいに治す。
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・ケアリーヴ
粘着性、素肌感が良く低刺激性。
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他にも防水性が優れた商品などもありますが、私は基本的に絆創膏は安くて沢山入っていれば十分です。(100枚入りで200円ちょっととか)
でもそんな私も贔屓にしている絆創膏があります。
アクリノール配合の絆創膏です。
アクリノールはグラム陽性菌、グラム陰性菌の両方に有効な殺菌成分であり、刺激性も少ないため粘膜にも使用可能です。特質すべきは血清タンパク質の存在下でも殺菌力が保たれるため、化膿組織でも効果を発揮します。
皮下への浸透性も高いので皮膚の上から塗布しても、皮下の化膿組織に対して効果を示します。
※過去に膝が蜂窩織炎で腫れて、熱も出て大変だった時に病院で点滴をし、自宅ではアクリノールをガーゼに染み込ませて患部に貼って治療しました。
(ポビドンヨードなどは皮下組織への浸透性が低いので、角質層の上から塗っても効果が出ません)
あまり殺菌剤として注目されていないアクリノールですが、私は結構気に入っています。
デメリットといえば
・黄色い色素が着色すると落ちない(服についたら大変)
・殺菌力はそこまで強くない(殺菌作用というより静菌作用)
といったところでしょうか。
外出先で怪我をした時なんかは落ち着いて消毒する余裕はないことが多いですが、アクリノール配合の絆創膏を貼っておけばとりあえず安心できます。
ところでアクリノールは医療用医薬品としては2018年から製造を中止し、2020年3月をもって経過措置も終了しています。理由としては「原料確保が困難なため」とのことです。
でもアクリノール配合の絆創膏は普通に売られていますし、リバカーゼなどのアクリノール配合のカーゼも店頭に並んでいます。市販のはなくならないで欲しいな。
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