ヒヤリ・ハット

ヒヤリ・ハット分析 ボナロン経口ゼリー服用中の患者ににリベルサス錠が処方

公益財団法人日本医療機能評価機構の薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業に面白い事例がありました。この事例は私も想像していませんでした。今までとは違った視点でのヒヤリ・ハットの防止になりますので、今回の記事で紹介しようと思います。【事例の詳細...
骨の薬

オスタバロ皮下注カートリッジ1.5㎎

2023年1月30日に新しい骨粗鬆症治療薬のオスタバロ®皮下注カートリッジが発売されました。うちにもMRさんがきて紹介していきました。確かに面白い薬剤だなと思いましたし、早速採用する病院も出てくるでしょう。今回の記事ではこのオスタバロ®を紹...
調剤業務

ピデリデンの不足 代替薬の考え方

現在ビペリデンの原薬不足により出荷調整が続いています。⇒ ”ビペリデン塩酸塩錠1㎎「ヨシトミ」”出荷停止および“ビペリデン塩酸塩散1%「ヨシトミ」”限定出荷開始のご案内とお詫び薬の不足は数年続いており、一向に改善の傾向がみられません。ビペリ...
免疫系の薬

アドトラーザ皮下注の予習

2022年12月23日にアトピー性皮膚炎の治療薬のバイオ製剤であるアドトラーザ®皮下注が承認されました。販売はまだであり、販売後も当面は病院で使用することになります。薬局で扱うことはほとんどないかもしれませんが、今後もバイオ製剤は増えていく...
調剤業務

カロナール細粒の不足 錠剤で代用する際の調剤方法

1月13日に厚生労働省が「医療用解熱鎮痛薬等の在庫逼迫に伴う協力依頼」を出しました。これによると特に小児に対する解熱鎮痛剤が不足しており、可能な限り錠剤で処方して欲しい旨や、場合によっては錠剤を粉砕するなどして対応して欲しい旨が書かれていま...
ヒヤリ・ハット

エフメノカプセルをしっかり理解 ②ヒヤリ・ハットについて

前回の記事でエフメノ®カプセルについて紹介しました。今回の記事では公益財団法人日本医療機能評価機構の薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業で最新の事例でエフメノ®カプセルについてのものがありましたので、これを紹介したいと思います。【事例の詳細...
内分泌・代謝性疾患の薬

エフメノカプセルをしっかり理解 ①作用機序、適応について

公益財団法人日本医療機能評価機構の薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業でエフメノ®カプセルによるものがありました。エフメノ®カプセルは昨年発売されたばかりの比較的新しい薬であり、また使う事例も限られています。いい機会なので今回の記事では性ホ...
感染症の薬

マヴィレットを復習

明けましておめでとうございます。2023年最初の記事を早速書くことにしました。2022年6月にマヴィレット®が3歳以上から使えるようになり、それに伴って2022年11月24日よりマヴィレット®配合顆粒小児用が発売されました。これによりマヴィ...
その他

よいお年を!

2022年も今日で最後です。今年も忙しい1年でした。仕事はもちろんとして私生活も休む暇がないくらい忙しかったですが、その分充実していたと思います。仕事に関しては相変わらずコロナが流行ったりおさまったりの繰り返し、そして年末には抗原検査キット...
疾病・病態

起立性調節障害

先日うちの薬局に小学生のお子さんとそのお父さんが来られました。処方された薬はメトリジン®錠(2)でした。詳しく話を聞くとどうやら起立性調節障害のようです。今回の記事で起立性調節障害について紹介します。薬局ではあまり目の当たりにする機会は少な...