内分泌・代謝性疾患の薬

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緊急避妊薬 作用機序から使い方まで詳しく

昨年の10月に薬局で厚生労働省の検討会で、医師の処方箋なしに薬局での緊急避妊薬の販売についての議論が始まりました。現在は薬局で調剤する場合は医師の処方箋により、研修を受けた薬剤師が対応しなくてはなりません。しかし今後処方箋なしに販売可能にな...
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SGLT2阻害薬の慢性腎臓病、1型糖尿病への使用

前回の記事の最後の方に、フォシーガ®錠が1型糖尿病、慢性腎臓病に適応を持っていることを書きました。前回の記事では書ききれなかったので、SGLT2阻害薬が1型糖尿病と慢性腎臓病に効果をしめす理由を考察したいと思います。まず1型糖尿病についてお...
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ジャディアンス錠 慢性心不全での使用について

11月25日にジャディアンス®錠が慢性心不全の治療にも用いられるようになりました。これを機に新規に採用したり、在庫を増やす薬局も増えてくるかもしれません。またその他のSGLT2阻害薬も追随してくるかもしれません。今回はSGLT2阻害薬と慢性...
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レベスティブ皮下注用3.8㎎

先日職場にレベスティブ®皮下注用3.8㎎が新発売されたとのお知らせが届きました。うちの薬局で入荷することはないのですが、たとえ扱わなくても薬剤師である以上勉強しておくことは必須です。今回はレベスティブ®について説明しておこうと思います。レベ...
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ツイミーグ錠を徹底解析

昨日大日本住友製薬のMRの方が薬局に情報提供に来ました。そこで2021年9月16日発売予定のツイミーグ®錠について紹介されました。非常にユニークに作用の薬であり、また糖尿病治療の選択肢が広がると思います。渡された冊子だけでは理解するには不十...
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ルムジェブ注

昨日いつもヒューマログ®注を使っている患者さんの処方変更がありました。ヒューマログ®注からルムジェブ®注に変更になりました。当薬局では初めての採用だったので、うちの従業員は誰も知っている人がいませんでした。今回はこのルムジェブ®注について解...
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リベルサス錠

先日医薬品の情報誌を読んでいたら、リベルサス錠®の紹介がありました。リベルサス錠®は2020年11月18日に薬価収載されました。発売はまだですが、今のうちに予習しておいて損はないと思います。今回はリベルサス錠®について書いてみました。 リベ...
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ユリス錠

最近ユリス®錠を卸に返品しました。単に卸の販売実績の協力のために取ったものですが、全く使わなかったので返品した次第です。手元になくなると勉強を怠ってしまうので、忘れないうちにユリス®錠についてまとめておきたいと思います。ユリス®錠の成分はド...
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インスリンポンプ療法

どこの薬局でもインスリン注射は置いていると思います。インスリン注射は今はほとんどがフレックスペンタイプのものを用い、患者さんも毎食前や1日1回寝る前などに使っています。一方インスリンポンプ療法に用いるバイアルタイプのインスリンを在庫している...
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ぺマフィブラートについて

最近脂質異常症治療薬の中でパルモディアの使用頻度が増加しています。昨年、販売後1年がたち長期処方が可能になったためと思われますが、脂質異常症治療、特に高TG血症の治療薬としての活躍が期待されているようです。今回はパルモディアについて少し掘り...